2008年8月12日火曜日

なんというか

別に新しいブログを作ることを結構真剣に考えていないでもない。
決まり次第またお知らせします。

2008年8月2日土曜日

スカイ・クロラ

よく名前を「yasuhiro」と間違えられて、デジャヴを感じやすく、昨日のランチなんて覚えていないキルドレ度1000%な私が、

ぽーにょぽにょぽにょ、じゃなくて公開初日の押井守監督作品、スカイ・クロラを観てきたのだ。


おそらく混雑するだろうことが予想されたので、名駅すぐ前のミッドランドスクエア・シネマではなく、名駅から南へ歩くこと15分、閑散としたささしま地区まで炎天下の名古屋を歩いていったら、やはりそれなりに空いていて中央後ろ目で見られたのが良かった。

この映画の第一印象は、とにかく綺麗な映画であるということ。特に空と飛行機と背景が。
The Sky Crawlers、すなわち空を這う者達、というタイトルなのだから、もちろん空が綺麗でなければ話にならない。この空の突き抜けた美しさは、公式サイトなり後に挙げる予告編サイトなりで確認できるが、やはりシネマで見ると一味もふた味も違う。
次に飛行機。押井監督やその他スタッフのこだわりを感じさせるデザインの美しさもさることながら、彼女らが最も輝くのはドッグファイト時だろう。特に破壊されるシーン。クライマックスで散香に穴があくシーンは鳥肌モノ。
そして背景。指紋のような模様が刻まれている岩があったり、断崖絶壁が長々と続いているあたりアイルランドみたいだなと思ったら、案の定アイルランドでロケハンしていたようだし、設定上もアイルランドだとの話。ただしアイルランドはいつもあんなに晴れてないぞ(経験者は語る)。
しかし背景も実写と見まがうばかりのリアルさ。あの背景であの飛行機が飛んでるシーンだけ見たら、実写映画と勘違いしても無理はないね。
押井監督作品から感じる物体の質量(感)が、本作でも(むしろ本作は特に)リアルに伝わってくる(これは音響によるところもある)。

次に声。
主人公その1である草薙水素(スイト)に声を入れていたのが『バベル』でアカデミー賞ノミネートのの菊地凛子で、主人公その2の函南優一(カンナミ・ユーイチ、原作ではユーヒチ)に加瀬亮、他に谷原章介、栗山千明、竹中直人ら、「なんだまたタレント声優かよ」と言われても仕方のないラインナップ。だがそれがいい。

菊地凛子は、ちょうど1年ほど前にエントリを上げ、もうすぐ続編が公開されるらしいアニメーション・オムニバス映画『Genius Party』の「Baby Blue」でヒロインの声を当てており、スカイ・クロラが2作目の声優挑戦作品となるが、あの少々ハスキーがかった無機的でありながら色香を漂わせる声は健在。嫌いじゃない、というか結構好き。

タニショーはちょっとムカつくぐらい声当てがうまくて、そういえば彼も1年近く前に見た『ベクシル』で主役級の声を当ててた(主役は黒木メイサ)けど、あの時も見事に声優やってたもんなと感心。

加瀬亮ほかのキルドレ役の声は微妙に不自然な所こそあるものの、逆にその不自然さが、不自然な存在たるキルドレの魅力を際立たせていたように受け取ったし、実際押井監督ならそれぐらい意図していそうではある。

ちなみに、この「キルドレ」というのは、劇中に登場する「戦闘機に乗って闘うことを宿命付けられた大人にならない永遠の子ども」のことだが、パンフレット等で庵野秀明氏(正確には彼の知人)が指摘しているように、エヴァンゲリオンシリーズの綾波レイに似ている。
このことについて多くを語ると映画の重要な点のネタバレになるのでやめるが、とりあえず似ている。性格とかではなくて存在が、とでも言おうか。
そういえば綾波も「キルドレ(EVA風には「チルドレン」=適格者)」であった。
あと、キルドレは綾波に似ているが、水素は同じく押井監督作品『イノセンス』のガイノイドかチビ素子っぽく見えるシーンがいくつかあった。

あとは押井作品といえばこの人、川井憲次の音楽もいい。冒頭から流れるシンセ(もしかして人声?)の「アーーーーーーーーーアーーーーーーーー」って奴とか、あとはオルゴールにもなってるあの切ない曲。

この作品には、いつも辛口だけど、それでも88点ぐらいあげてもいいかなと思ったりする。

ちなみにGyaoで庵野監督らが作った予告編が見られるので、興味のある人は見てみるといいかも。
個人的には、一番空きなのが庵野版、一番作品にマッチしてないのが樋口版だと思う。

あと、押井監督はこの作品に若者へ向けた希望的メッセージを込めたらしい(庵野監督も『新劇場版ヱヴァ』で同じようなコト言ってたな)が、なんせ押井監督は鬼才であり我々と思考回路が違っていそうなので、果たしてその希望的メッセージが希望を保ちつつ若者へ届くのかは疑問がある。見方によっては鬱展開の映画と見れなくもないもんな。

まあ暑い夏に綺麗で涼しげな空とカッコいい飛行機と、切ない恋愛話でも見ようかなと思ったりする人には大いにオススメです。


2008年7月31日木曜日

今月の本・2008/7

テストも終わったので、今月の「今月の本」。
8月1日だけど昨日付けのエントリにしておきます。


J.K.ローリング著、松岡佑子訳『ハリー・ポッターと死の秘宝』(静山社、2008)
エントリが遅れたのはこいつのせいです。
最終巻ですが、なんかここまで来ると「ハリー・ポッターが面白いから読む」というより、「これまで呼んでたから読む」というレベルに遷移してきている気がしないでもないのだが、だからといって面白くないわけでもなく、上品というか小奇麗というかまあ妥当な範囲で収まってくれたのでよかった。
そういえば映画も途中から見てないな。

東京リーガルマインドLEC総合研究所司法試験部『C‐Book 商法〈2〉手形法・小切手法・商法総則・商行為法』(東京リーガルマインド、2006)
商法のテストが持ち込み可だったこととの関係で買いました。まあそれなりに使えたのではないでしょうかと言いたいが、実際は自分の取ったノートや指定教科書の方がはるかに役に立っていたのではないかと思ったりしないでもない。

久貴忠彦ほか『家族法判例百選』(有斐閣、2002)
おなじみ(?)家族法判例百選。
一応テスト対策としてまとめてみたが、うーんどうだろう。役に立っただろうか。

マーカス バッキンガムほか『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』(日本経済新聞出版社、2001)
ストレングス・ファインダーの本。
ストレングス・ファインダーの感想はこちら。
なんというか、学生の身分では、ストレングス・ファインダー以外の部分はあまり読む価値がないと言うかなんというか。ビジネスパーソンだと違うのかな。


というわけで、こんだけぇ~?な7月分でございました。
まあ勉強してたし仕方がない(ことにしとく)。

2008年7月23日水曜日

ひゃあ

今日で今学期の大学の授業が終わり、明日よりテストなので、更新はもうしばらくお待ちください。
「今月の本」はきちんと書きますよって。

2008年7月13日日曜日

攻殻機動隊2.0

映画エントリは4月の『ヱヴァンゲリヲン』以来、しかも劇場で見た映画としては3月の『死神の精度』以来で、非常にご無沙汰している感があるわけだが、しかし。

ひっさびさの映画評は、そう、この作品が! この監督が! 期待を裏切ろうはずがない! 『攻殻機動隊2.0』の搭乗だア!(バキ風に)


そりゃあ嬉しいですよ。だってかの『攻殻機動隊』が映画館で観られるんですよ?GHOST IN THE SHELLですよGHOST IN THE SHELL。現代の伝説にして神々しい芸術であり、マトリックスをはじめとする後のサイファイに影響を与えて歴史を変えたともいえるあのGIS攻殻機動隊のリメイクなわけですよ?GIS攻殻が最初に劇場公開された時、僕はまだリアル一ケタだったので観にいけず、結局イノセンスから入った身(で、実は第一作より『イノセンス』が好き)なわけですが、だからこそこの作品を劇場で観たいという願望は人一倍強かったわけで、その念願遂に叶う! 博物館のコンクリが銃弾で砕け散るシーンが劇場で観られる! 「ネットは広大だわ・・・」が劇場で聞ける! そりゃ鼻血たらしてでも観に行くでしょうJK。とりあえずGJ監督。GJスカイ・クロラ。

というのが前置きで、さて本編の感想。
やっぱりこの作品凄すぎる。
『APPLE SEED』も『ベクシル』も、攻殻にはかないっこないね。というかホントに13年前の作品なのかこれは。
いや、全編リメイクしてあるので「13年前の作品」と言い難い事は分かるのだけど、ストーリーやセリフ(例えば人形使いがラボで口にする生命の定義云々)等、この13年で飛躍的に進歩した技術とは無関係の分野でさえ、全く古さ・アナクロさといったものを感じさせない。これは原作の士郎正宗氏の才能も大いに貢献しているところであろうが(驚くべきことに単行本版攻殻の初版は1991年である)、映画作品そのものの力でもあろう。

映像については、セル画部分がどのように変わったのかはあまり分からなかったものの、冒頭のビルから飛び降りるシーン、それに続くオープニングの義体素子作成過程、映画史上に残る最後の1分(広大だわ・・・)等の3DCG部は見違えるほどの進化を遂げている。もちろん旧版には旧版の良さがあるが、個人的にはこの2.0リメイクの映像には最大限の拍手を送りたい。(ただ、全体的なカラートーンが、かの『マトリックス』に影響を与えたクール系のグリーン・ブルーから、攻殻の続編たる『イノセンス』の基調色であった暖色系のオレンジに変わっていたのは少々残念。『イノセンス』が愛の物語であるのに対し、GISは素子の覚醒の物語なので、シャープカラーが似合うと思うのだが。)
繊細な神経をお持ちの方は、3DCGシーンと2Dシーンの、一種のギャップに戸惑われるかもしれないが、それはそれとして受け入れてしまえばどうということはない。要は慣れである。

また、押井作品といえば川井憲次大先生の音楽を期待して来る人も多いと思うが、この点も満足の出来であった。というか前作のサウンドを引き継いでいるのだから当たり前ではあるが。あの「遠神恵賜」の迫力は異常。確か1.0ではコーラスが3人だったはずだけど、今回はイノセンス並に増えたのかしらん。

その他気になったこと等を列挙すると、
・人形使いの声が男声から女声に変わっていた。不気味度5割り増しといった感じ。前とどちらがいいかというとそれは難しい。
・ヘリコプター(ティルトローター?)に「沌」の文字が。確か押井監督が担当した『沸騰都市』(NHK)のオープニングでもこの文字が使用されていた。使いまわしたのだろうか。それともこの文字が好きなのか。
・とりあえず人が多かった。『イノセンス』に加え、アニメシリーズにOVAであるSSSも出され、攻殻機動隊の知名度がそれなりに上がったということか。『イノセンス』はそこそこ空いてた思い出があるが、今日の攻殻はほぼ満席。
・パンフレットが1500円と高い。まあ旧作のパンフを復刻してくっつけてあるので2冊分の値段なのかもしれないが、それでもこの厚さ・紙質なら1冊600円で計1200円が妥当だろう。


で、映画の後に英語教室(ELS)の見学行ってまいりました。
「英会話学校は役に立たない」という意見が一部で流行のようですがその点いかに。
詳しくはまた後日。

2008年7月10日木曜日

『ストレングス・ファインダー』をやってみた

「これで百戦危うからず? - 書評 - さあ、才能に目覚めよう」(404 Blog Not Found)で紹介されていた『さあ、才能に目覚めよう』(日本経済新聞社、2001)付属の「ストレングス・ファインダー」なる性格テストをやってみた。

この本自体は読んでいる途中なので書評エントリは(ヒマがあれば)後日あげるとして、今日のところはその結果のみ晒しておく。(グリムスも枯れそうだしな)


まずは「ストレングス・ファインダー」なるものの説明から。
次は、StrengthsFinderの結果に基づいて導き出された、私の上位5つの資質です。

ご存知かもしれませんが、StrengthsFinderでは、The Gallup Organizationが定める34の資質の存在を測定します。これらは、優れた業績を予測するための確実で安定した指標であるとされています。個人の持つ優れた資質は、日々の行動に自然と表れるものです。その資質が強いほど、行動に表れる傾向も強くなります。

その人が本来持つ強力な資質に注目することで、それらの資質を強みの基礎として活用し、ほぼ完璧な形で一貫した能力を発揮し、仕事、学術、プライベートの面で成果を上げることができます。

これらの資質がどの程度わたしに当てはまっていると思いますか?

この「ほぼ完璧な形で一貫した能力を発揮し、仕事、学術、プライベートの面で成果を上げることができ」る能力のことを、本書では「才能」と呼ぶわけですな。
そして、僕の上位5つの才能は、

収集心
あなたは知りたがり屋です。あなたは物を収集します。あなたが収集するのは情報――言葉、事実、書籍、引用文――かもしれません。あるいは形のあるもの、例えば切手、野球カード、ぬいぐるみ、包装紙などかもしれません。集めるものが何であれ、あなたはそれに興味を引かれるから集めるのです。

まあネクラな人間にはありがちなこと。フロイト的に言えば肛門性格ということになるのか。
確かに、ネットを使う主たる目的は情報の蒐集だしな。その情報が役に立つかどうかは関係なく。
オフでも、チョコの包み紙で折った折鶴とか、映画のパンフとか、その他ここでは言えないものも集めてたりします。そして続くことには、
もし旅行が好きだとしたら、それは初めて訪れる場所それぞれが、独特な文明の産物や事柄を見せてくれるからです。これらは手に入れた後、保管しておくことができます。なぜそれらは保管する価値があるのでしょうか? 保管する時点では、何時または何故あなたがそれらを必要とするかを正確に言うのは難しい場合が多いでしょう。でも、それがいつか役に立つようになるかどうか誰が知っているでしょう。あらゆる利用の可能性を考えているあなたは、モノを捨てることに不安を感じます。ですから、あなたは物や情報を手に入れ、集め、整理して保管し続けます。それが面白いのです。

まさにその通りでございます。
ちなみに、この収集癖は親譲りなのか、僕の母は僕の描いた絵を、幼稚園前から保存しているという。

そして2つ目。
指令性
指令性という資質によって、あなたは主導権を握ります。他の人と違い、あなたは自分の考えを他人に押しつけることを苦痛とは感じません。それどころか、ひとたび考えが固まると、あなたはそれを他の人に伝えずにはいられません。ひとたび目標が定まると、あなたは他の人をそれに同調させるまで安心できません。

うーん、これはどうなんだろう。
自分の考えを押し付けることに苦痛は感じなくとも、わざわざ押し付けることに価値を感じない気が。日常生活では指令性がなくとも、何というか自らの利益が関わってくる事柄になると指令性が出るのかもしれない。
ただ、
あなたは対決に怯えることはありません。むしろ、対決は解決策を見つけるための第一歩であることを知っています。他の人は不愉快な状況に立ち向かうことを避けようとするかもしれません。ところが、「事実」や「真実」がどれだけ不愉快なことであろうとも、それを示さなければならないと感じます。

この部分についてはおおむね正しい。
不都合な真実も受け入れて対決しなけりゃ問題は解決されないなら、そうするしかないっしょ。

そして次が、
個別化
あなたは個別化という資質により、一人ひとりが持つユニークな個性に興味をひかれます。あなたは一人ひとりの何が特別でどこが個性的なのかを覆い隠したくないので、人を一般化したり、あるいは類型化することに我慢できません。むしろ、個人個人の違いに注目します。あなたは本能的にそれぞれの人の性格、動機、考え方、関係の築き方を観察しています。あなたはそれぞれの人生における、その人にしかない物語を理解します。

そうなのかどうなのか。
まあ、「人類みな兄弟」とか、人間「やればできる、必ずできる」(某ダブルスクールの塾長がこう言ってますな)とか、あるいは「みんな分かり合える」とか、そういう建前は信じちゃいない。
そういう部分では正しいのかもしれないが、しかし一般化も結構好きなんだよね、民法ゼミだし。というのも、たとえば類似の裁判例をいくつか読んで、そこから一般的な理論を導き出す、というのが、僕のゼミの主たる活動内容の1つであるわけで、僕自身その作業が好きなわけですよ。
そもそも、法律というのは、みなに等しく適用されなければいけないが(一般化)、しかし個別具体的な紛争を解決するためのものなので、適用についてはある程度個別性も考慮されなければならない(個別化)というややこやしいモノであって・・・ということを言っていたのはデリダだったかロールズだったか。優秀な法律家になるには、おそらく両方の素質がないといけないんだろうなとは思うところ。

そして、4つ目は、
内省
あなたは考えることが好きです。あなたは頭脳活動を好みます。あなたは脳を刺激し、縦横無尽に頭を働かせることが好きです。あなたが頭を働かせている方向は、例えば問題を解こうとしているのかもしれないし、アイデアを考え出そうとしているのかもしれないし、あるいは他の人の感情を理解しようとしているのかもしれません。何に集中しているかは、あなたの他の強みによるでしょう。一方では、頭を働かせている方向は一点に定まっていない可能性もあります。

またネクラ要素ですな、これは。
何を考えているかより、「考えること」それ自体を楽しむ、という点も指摘されていて、確かにそれはあるかもしれない。
あなたは独りの時間を楽しむ類の人です。なぜなら、独りでいる時間は、黙想し内省するための時間だからです。あなたは内省的です。ある意味で、あなたは自分自身の最良の伴侶です。あなたは自分自身にいろいろな質問を投げ掛け、自分でそれぞれの回答がどうであるかを検討します。

そうです。まさにそうです。むしろこの要素が一番上に来ても良かったのではないかと思われるぐらいそうなんですけど、なんでそうならなかったんだろう。
ただ、「自分自身の最良の伴侶が自分」というのは、少々寂しい気がしないでもないが。

そして最後は、
学習欲
あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復誦し練習する努力をし、スキルを習得するにつれ自信が強まる――これがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。あなたの意欲の高まりは、あなたに社会人学習――外国語、ヨガ、大学院など――への参加を促すようになります。

なるほど。確かに、自分の中には「内容よりもプロセス重視」みたいな部分はある。
というのも、僕は、個別具体的な知識より、全体を通したものの考え方や、もっとメタな(?)勉強の方法そのものに興味があるので。
もちろん、個々の知識も薀蓄として役に立つことはある。しかし、「学ぶ」ということをもっとメタに考えないと、例えば文系の学生が、大学で理系基礎科目を勉強する意味がなくなってしまうんじゃないだろうか。
というのも、法学部生は具体的な理系の知識そのものを使う機会なんてゼロに等しいだろうが、もっとメタな「理系の考え方」なんかは法学でもかなり役に立つからである。「個々の知識を役立てるために学ぶ」のは、専門的な科目だけだろうに(また、法律については改廃もあり、例えば条文暗記の有用性が認められることは少ない)。

というわけで、なかなか役に立つ心理テストだと思ったわけです。
このテストは上記本を新品で買わなければ受けられない。本の値段は1600円だが、それぐらいの価値はあると思うので、こういうのに興味がある人はぜひ。

しかし期末考査の勉強がおろそかだ。やばい。

2008年6月30日月曜日

今月の本・2008/6

最近のアタリはゴムのBRS。pixivでヤケにBRSが人気だから一度聞いてみたら意外とよかった。最近はぼからん見ていないので、この辺の話題にも疎いわけですが。


というわけで、今月の本、いってみよ→↓。


斉藤英治『王様の速読術』(ダイヤモンド社、2006)
王様の速読術のエントリに書評を書いているので、感想はそちらを参照。とりあえずいい本だ。

山川建一『「書ける人」になるブログ文章教室』(ソフトバンク新書、2006)
僕も書けるブロガーになりたいです。だけどコレだけ話題が拡散してるブログだとちょっと無理だよね。
留学生との交流ぐらいに話題を絞ればいいのかもしれないけど、そこまででもないしな。

遠藤周作『イエスの生涯』(新潮文庫、1982)
先月読んだ遠藤『死海のほとり』に続くイエス本。
しかしドイツもコイツも、なぜこの人の虜になってしまったのか。当時の感覚がよく分からないのは、現代でいう「だめんず」なイエスに、なぜ人々がついていったのか、ということ。

村上龍『五分後の世界』(幻冬舎、1997)
朝電車の中で読み始めて、病院へ行って帰ってきたら既に読み終わっていた。それぐらい人を引きつける本。そして続編の、
村上龍『ヒュウガ・ウイルス―五分後の世界2』(幻冬舎、1998)
も本日購入。このエントリを書き終えたら感想エントリを上げようか上げまいか。

村上龍『共生虫』(講談社、2003)
またしても村上龍。今日買ったのでまだ読んではいない。
岩明均『寄生獣』という傑作マンガを思い出させるタイトル。

神前禎『解説 法の適用に関する通則法―新しい国際私法』(弘文堂、2006)
課題用に買ってみた本。
国際私法は興味のある学問分野ではあるのだが、なかなか手を出しにくい。
というか、国際私法の授業は開講されているんだろうか?

福永有利、井上治典『アクチュアル 民事の訴訟』(有斐閣、2005)
課題図書その2?
ストーリー仕立てで裁判のプロセスが分かる本。巻末に演習問題つき。
こういうのは主として法科大学院生が使うんだろうか。

弥永真生『リーガルマインド手形法・小切手法』(有斐閣、2007)
商法Iの教科書2冊目。薄いのに高い。
小切手も、現在は使われなくなったとか聞くけど、中小企業は使っているということか。

Gary A. Munneke『Barron's Guide to Law Schools』(Barrons Educational Series Inc、2006)
米国ローに興味がある旨を米国交換留学から帰ってきた友人に話したら、向こうで手に入れたらしく、頂くことができた。ありがとうございますありがとうございます。

Philippa Pearce『Tom's Midnight Garden』(Harpercollins Childrens Books、1992)
フィリッパ・ピアスの『トムは真夜中の庭で』原書。
英語としては美文なのかもしれないが、読んでいると眠くなる文章。
というか、「トムの真夜中の庭」を「トムは真夜中の庭で」というふうに、時間的・空間的広がりを持たせて翻訳した人って凄いと思う。あるいは日本語というのが詩的な言葉ということか。


てなもんや。
しかし今月はテストだから、もう少し専門書も読んだ方がいいのか。
4科目だけだからってマッタリしすぎてる感があるもんなあ。

2008年6月27日金曜日

近況報告

グリムスが枯れそうなので近況報告でごまかす。
というか、月曜が始まったと思ったら明日は土曜だし、6月に入ってこれから暑くなるなと思ったらもう7月だし、なんとかならんのかこれは。


明日2回目のTOEFL
明27日、人生で2回目のTOEFL iBT。この前の雪辱をどれだけ晴らすことができるのか。
どうやら明後日の日曜日はTOEICがあるらしく、今日も友人に「日曜TOEICだ、どうしよー」的なことを言われたわけだが、TOEFLにくらべりゃTOEICなんてダークドレアムとジャミラスぐらいの差があるわけですよ。(ダークドレアム挑戦時はレベルが高いから体感としてはジャミラスのほうが強いとか、そういう突っ込みは無しでね。)

まあしかし、TOEICで本当にInternational communicationのスキルが計れるのかといえば、僕なんかはそれに懐疑的で、ぶっちゃけTOEIC900点ぐらいまでならそう驚くに値しない英語力だと思っている。というのも、僕自身ノー勉・2回目の挑戦でTOEIC885点を叩き出しておきながら、一方初挑戦のTOEFLは120点満点中82点。スピーキングに至っては30点満点中14点しか取得できず、成績表に「Limited(限定的な)」能力と書かれたぐらいである。
シュウカツ(あるいは一部のロースクール入試)なんかでは、TOEICでいい点数を取ると相当のアドバンテージとして扱われるような話も聞く。これはあくまで僕の意見だが、TOEICがその本人の英語のスキルを正直に反映しており、グローバリゼーションな時代に有用な人材を見分ける一つの指標となるのかといえば、それはおそらく違うだろう。つまり、TOEICは正直に英語の能力を測るテストではないというわけだ。
では全く無意味なテストではないのかと聞かれれば、それも違う。いかに正直な英語能力を測れないテストとはいえ、900点もいけばそれなりに評価できるだろうし、「TOEICで英語能力の埋め合わせとして使える能力」(一種の論理演算力や時間配分のスキルなど)それ自体も評価されていいだろうとは思う。(ただ、それらの能力を測るよりよい手段は、第一義的には英語のテストであるTOEIC以外にありそうだが。)
まあそういうわけで、とりあえず明日は頑張ります。

ピクロボ
こんなことをしている場合ではないと思いつつも、pixivでロボットを描く日々。
まあ底辺絵師なのでポイントはそうそう入らないが、でも面白いんだもん。
pixivというのは絵のSNSなのだが、ROM専、つまり見るだけでも登録できる。絵を描くのが好きな人だけでなく、見るのが好きな人も登録をオススメします。マジでネット上にこれだけの絵があるのは驚き。
pixivのURLはhttp://www.pixiv.net/

もうすぐ期末テスト
とはいえ、テストのある科目は4科目であり、今までに比べればかなり楽。
必修とか僕の学部にはないし、既にかなりの量の単位を取り終えている(同学年中トップクラスではないだろうか)ので、テストを受ける必要性さえない(ゼミ等で単位を取得できれば、授業に頼らずとも卒業要件単位数を満たせるということ)のだが、まあ多少は勉強してるし、今学期のシメの意味も兼ねて頑張りたいとはおもっちょります。


と、近況報告はこれぐらいだろうか。
月末に「今月の本」を書くので、最近読んだ本については月末に。