今月の本・2007/8
なにとはなしに今月読んだ、あるいは読んでいる本をリストアップしてみる。(出版年書いておいたので第何版というのは略した。月末企画。4月分、5月分、6月分)
なお、テスト期間だったため7月分はアップされていない。
森博嗣『スカイ・クロラ』(中公文庫、2004)
森博嗣『ナ・バ・テア』(中公文庫、2005)
森博嗣『ダウン・ツ・ヘヴン』(中公文庫、2006)
押井守によって映画化されるという噂を聞き、じゃあ原作読んどこうということで買ってきた。
確かこの3作に『フラッタ・リンツ・ライフ』と『クレィドゥ・ザ・スカイ』の2作を加えて計5部作編成だったはずだが、押井映画ではどこがどうなるのか。
これら3作の感想としては、「ストーリーよりもその世界(雰囲気?)に陶酔してしまう」感じ。そこが森作品の憎いところでもある。
押井監督は『攻殻機動隊(GIS)』や『イノセンス』でもそうだったが、原作のストーリーというより世界観を利用して撮ってる気がするし、森博嗣と相性がいいんじゃないだろうか。
福岡伸一『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書、2007)
以前こちらで書評を書いた。
今友人に貸していて手元に無いのだが、やはりこの手の理系の本は読んでいて面白い。
大学の法学部で勉強して、高校の科目名でいうところの「物理」とか「化学」といった世界の出来事とは無縁になってしまったため、やはり新鮮味があるのだろう。
読んで、例えば法律学・政治学との類似点・相違点を考えるのもまた楽しいし。
そういえば「(書評の)続きを書く」というようなことを言っておいて、まだ書いていない。書かねば。
『地球の歩き方 中欧』(ダイヤモンド・ビッグ社、2007)
ポーランドからマケドニアまで、計13カ国をカバーした一冊。
9月中旬からの中欧周遊に使用する予定です。
中欧という地域は観光のメジャースポットではないものの、見所は多そう。ただ、写真等を見るかぎり、料理は期待薄。
新規読みはじめの本がこれだけ、ってかなり少ない月だなあと思ったら、ウズベキスタンの学生との交流セミナーがあったり、緊縮財政を敷いたために本を買うまで手が回らなかったりと、色々理由はあったのでした。
しかし、リリー・フランキーの『東京タワー オカンと(以下略)』や、高野秀行の『アヘン王国潜入記』、何故かある『ゲーム理論入門』等、「買っても読んでいない本」がまだあるから、今後はそれらを消化していきます。
0 コメント:
コメントを投稿