2007年6月30日土曜日

今月の本・2007/6

なにとはなしに今月読んだ、あるいは読んでいる本をリストアップしてみる。(出版年書いておいたので第何版というのは略した。月末企画。4月分5月分
なお、本日は所属ゼミの「男だけ飲み会」だったため、6月30日付のエントリとしてアップするが、閲覧できるのは7月1日になる。


田中成明ほか『法思想史』(有斐閣Sシリーズ、2007)
講義「法思想史」の参考書として。著名な法哲学者たちの主張をコンパクトにまとめた一冊。羅列的なため、参考書としてはいいかもしれないが、読んでいて面白みに欠ける。

愛敬浩二『改憲問題』(ちくま新書、2006)
9条護憲派の立場から、改憲派の主張に異議を唱える本。考えさせられる内容で、憲法問題に対してスタンスが違う人に対してもお薦めできる。だが、扱う問題が新書にしては大きすぎたのか、やや早足で議論を進めるのが気になる。

伊藤真『試験対策講座6 刑法総論』(弘文堂、2007)
一番最初にクル刑法の試験対策として。「社会的相当性」とかいうエラそうな価値観よりも罪刑法定主義を重視したい自分としては結果無価値で答案を書きたいのだが、この本は行為無価値の構成で、なかなか使いづらい一面無きにしも非ず。

村上政博『独占禁止法-公正な競争のためのルール-』(岩波新書、2005)
某課題図書。競争法をめぐる各国情勢や、著者が公正取引委員会で過ごして感じた事柄などが淡々と書き連ねられている。まだ20数ページしか読んでいないが、読書中はその淡々さ加減に僕のテンションが著しく低下する。

佐藤賢一『剣闘士スパルタクス』(中公文庫、2007)
書評はこちらで書いたので略す。
リンク先にも書いたが、同著者の『カポネ』と『カエサルを撃て』も読みたい。しかしテストも近いしレポートも多いし、読んでる時間がない。

地球の歩き方 エジプト』(ダイヤモンド・ビッグ社、2006)
9月下旬にエジプトへ行くつもりで買ったが、その時期はラマダンなので、行き先を変更したため(どこに行くのかはそのうち通知します)、結局使わなくなった一冊。しかしこういうのは読んでて面白い。特に料理紹介。

なお、これらは「今月読み始めた本」であり、「先月以前から継続して読んでいる本」は書かれていない。

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