台湾へ行ってきた。
と、いうわけで昨日、台湾・台北市より日本へ帰ってまいりました。(どうもこんばんは)
どうやら通算13回目、日本を含めず13カ国目の海外旅行だったようです。
日程としては、どうだろう。もう1日あればもっと色々なところを回れたかもしれないけど、台北だけ見るなら3泊4日、中日(なかび)2日で充分かもな。
以下、詳細なメモ。(写真は別の機会に。あるいは一法律学徒の写真帳で。)
1日目
テイクオフの際にトラブルがあり、台北の空港へ着いたのは15時すこし前。
今まで使ったことのない入国カードは必須だわ、入管の手続はノロいわ、荷物はどこかへいってしまうわで、空港でかなりの時間を浪費。
16時ごろにホテルへ移動。
その後、友達との待ち合わせ場所である『民主記念館(旧・中正記念堂)』へ。
蒋介石を記念する建物だったわけですが、今は民主化に伴って名前も変わり、内装にも大きな変化が。(儀仗兵もいなくなったらしい)
そこでかつて大学主催のセミナーで知り合った台湾人の友人Aと久々の再会。
Facebookで連絡を取り合い、再開にこぎつけるあたり時代の流れを感じますね。
民主記念堂を案内してもらったあと、彼らの大学へ。
大学で同じセミナーに参加した友人B、Cと合流。夕食へ。
ワンタンメンを食べる。結構おいしい。
食事中に彼らの大学の刑法の先生が通りかかる。
カンフーの胴着のような民族衣装を着ている。実際にカンフーができるらしい。しかしその格好で授業ってかなり乙ですね。
夕食後、現時点で世界第2の高さを誇る建物、台北101の展望台へ。
詳しいデータはリンク先のwikiを参照してもらえばいいのだが、とにかく高い。
周りの高層ビルが全く高層とは思えなくなる高さ。なんというか、こればかりは体験してみないと分からない。
その後、友人と別れてホテルへ戻る。
2日目
朝食はそのへんの庶民食堂、というか、もはや屋台。一応軒先で営業しているんだけど。
ハッキリ言ってかなりまずい。次の日からきちんとした朝食をとろうと決意した瞬間。
電車とタクシーを乗り継いで故宮博物院へ。
それほど興味を惹かれる芸術品はない。翠玉白菜(白菜型の翡翠)、あるいは肉形石(豚の角煮の形をした石)なんかは凄いと思ったけど。
歩きつかれたので博物院内にあるコーヒーショップで休憩。ウーロン茶うめえ。
その後、忠烈祠で儀仗兵(衛兵)の交替式を見る。
ここは要するに靖国神社であり、抗日戦争とか北伐とか、あるいは中華人民共和国との戦争などで亡くなった烈士さんたちが祭られている場所である。
などという歴史的・思想的背景をヨソに、ここが有名なのはひとえに儀仗兵の交替式があるからであり、抗日烈士の御霊を守りし衛兵さんは、敵の子孫たる日本人のシャッターにおさめられまくっているのである。
ちなみにこの衛兵さんたちは、交替式(1時間に1回)のとき以外微動だにしない。交替式も一糸乱れぬバトン(銃剣つきライフル)行進で、見る分にはなかなか面白い。
昼食はかの有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)。
名古屋高島屋にも支店ができたんですね。というか、ディンタイフォンのクセにGeocitiesでホームページ作るなよと言いたい。
それはさておき、やはりここの小籠包は美味い。かにミソ入りの小籠包も美味い。
あとは鶏の紹興酒漬けもなかなかいける。
次に訪れたのが孫文をまつる国父記念館。
孫文関係の資料が色々と展示してある。また、ここにも儀仗兵がおり、交替式もするようで。
近くの公園では凧揚げをしているおじいさんがいる。
ここで大学のサークルの先輩と出くわす。何たる偶然。
紅茶で休憩をし、士林夜市へ。
かなり臭い。ここだけではないのだが、台北の屋台街というのは、独特の臭いがする。無臭の場所が多い日本に暮らしていると、結構苦痛なのではないか。
とりあえずタピオカミルクティーだけ飲んでいく。夕食前なのにタピオカで腹が膨れる。
夕食は精進料理の店。
へんな場所にあるのでなかなか見つからず、かなり歩く。
歩いた割には先ほどのタピオカが腹に残っていて、料理はあまり食べられず。というか昼食がおいしかったせいか、夕食には不満が残る。
3日目
朝起きてホテルで朝食。
猫空ゴンドラに乗り、猫空の茶園へ。
特にたいした物はない。景色はよく、台北101がよく見える。
帰りに指南宮という、まあ神社か寺かよく分からない場所へ行ってくる。文化財にしては全く古くなく、少々興ざめ。きらびやかではあるのだが。
昼食は台北動物園駅の近く。
「Rice noodle」なのに具のないワンタンのようなものが出る。まあ「パスタ」が常に麺状のものをささないのと同じ理屈か。
杏仁豆腐うめえ。
昼食後は台湾故事館へ。
日本でいうと明治村までは古くないが、昭和村のようなものだろうか。
中で色々とお土産を見たりする。なつかしグッズが多いようだ。
その後も色々とお土産やさんを物色。陶器でできた人形を買う。
夕食は大味小館という上海料理屋。
ここでも小籠包を食べる。あとは豚の角煮である杭州東坡肉。パンに挟んで食べるのだが、油がたっぷり乗っていて、さらに味付けもよく、激ウマ。
マンゴープリンも食べたぞー。
4日目
4日目はショッピングに費やそうと思っていたので、特に書くことはない。
朝食は食べず、ブランチということで昼食と一緒にとる。
カラスミを大根とネギで挟んで食べる。うまい。
エビ入り蒸し餃子もうまい。
というわけで、なんだか食べ歩きみたいな旅行記になってしまいましたが、まあ台北ってそういうところです。多分。(いや、いい意味で。)
しかし、太ったかと聞かれればそうではなく、むしろたくさん歩いて足が細くなった気が。だって靴下が緩いんだぞ。
写真は近日中に公開!
0 コメント:
コメントを投稿