2007年12月14日金曜日

ベトナム春巻き

1月末から2月アタマにかけてテストがあるということで、その準備に追われてなかなかエントリの書けない日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今日のエントリは、大学で国際交流活動の一環として行われた「インターナショナルフェア」に関するもので、珍しく写真を多用しております。


インターナショナルフェア(略称インタフェといえば通常は「国際見本市」を指しますが、僕の通っている法学部におけるそれは少々意味が違います。
これは、留学生と日本人学生が一緒になって当該留学生の出身国の料理を作り、他の留学生や教員の皆さんに食べてもらおう、というもので、留学生が関わるパーティー系の行事としては(学部内では)かなり大規模です。


大学内の銀杏並木。2週間ほど前は葉も散っておらず、もっと綺麗だった。

参加国は中国、ベトナム、ミャンマー、ウズベキスタン、モンゴル、台湾、ブラジル、カンボジアであり、エントリのタイトルからも分かるように、僕はベトナム班の日本人責任者として参加しました。

作った料理は『Nem Cuon』、ベトナムの生春巻きです。
場所によっては「春巻き」「生春巻き」「夏巻き」「生夏巻き」等の表現が混在していて、表記が統一されていない感がありますが、ここではとりあえず「生春巻き」で統一したいと思います。(向こうの人は「Spring Roll」って言ってたから単に「春巻き」が正しいのかもしれないけど。しかし揚げたのが「春巻き」で揚げてないのが「夏巻き」って説もあるしなあ。)

材料は、生春巻き本体にはエビ、豚肉、卵、ビーフン、キュウリ、レタス、ニラ、オオバ、ライスペーパー。
ソースの材料としてナンプラー、トウガラシ、ニンニク。


材料を並べたところ。玉子は僕が切った。

レシピはwikiのこのへんに載っているので、そちらを参照していただくといいのですが、しかしこの生春巻き、滅茶苦茶ウマい
どういう風にウマいのかというと、それは言葉で表すのは結構難しいのだが、それでもそこを頑張って表すとすれば以下のようになる。
「野菜・ビーフン・豚肉(水煮)といったアッサリ系の食材が、柔らかなライスペーパーに包まれており、噛み切った時の食感・舌触り等素晴らしいものがあるだけではなく、そこに添えられたキツめのソースが濃い味をきちんと自己主張するだけでなく、食欲を増進させるとともに更にアッサリ系を引き立てる」
といったところでしょうか。意味が分からんけど。
あるいは、「食材アッサリ」×「ソースはクッキリ」=「ツンデレ」とも言えるかもしれない。


生春巻き。パーティー用なので数は多い。80個近く作ったはず。

で、パーティーにおいても、「I'm sure that this spring rolls are the most delicious in this room」とか宣伝しといた甲斐もあって、生春巻きは大人気。
他の料理よりも真っ先に完売でした(いや、立食なので売ったわけではないけど)
食べられなかった人は残念でしたが、しかし予算と人員の関係上これ以上作るのは結構難しいということをお察しください。


作ったみんなで集合写真。僕は最前列中欧右側。

生春巻き、簡単にできておいしい料理なのでオススメです。

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