2007年3月22日木曜日

ロッキー・ザ・ファイナル

「法律学徒の手記」なのに、最初っからこんな感じでいいのだろうか。
今日のテーマは『ロッキー・ザ・ファイナル(原題『Rocky Balboa』)
2007年4月20日、日本公開。


この映画、春休みを利用して友達と香港へ行ってきた(このことについて、また後日語ることもあるでしょう)時の、往路の機内上映の一つがコレ。
僕は『ロッキー』シリーズの熱烈なファンというわけでもなく(それでも第一弾には感動した)、『ロッキー』より後の作品もBSか何かで見たか見ていないか、というところなのだが、機内上映映画の中では一番面白そうだったのでロッキーに賭けた。

しかしこの映画、場面の流れとスポ魂のノリからストーリーは大体把握できるのだけど、スタローンの英語は聞き取りづらく(ちなみに中国語字幕しか出ない)、ディテールは分からない。
このような言語の壁を勘案しないで採点すると、100点満点中70点、まずまずの出来、といったところだろうか。

やはりまず、スタローン氏がかなりの御年に達していることが原点対象となるだろう。
灰色のパーカー(?)と毛糸の帽子で、顔をシワクチャにしながら体を鍛えるサマは、trainingというよりrehabilitationと形容したほうが良さそうだし。
また、いまだ筋骨隆々としているものの、体にはかなりの皺が刻まれており、あの体で----(ネタバレにつき伏字)----は無いだろう。常識的に考えて。

しかし『ロッキーのテーマ』の与える印象効果は素晴らしいモノがある。
ロッキーにいくら皺が増えようとも、あの曲がひとたび流れれば、劇中で汗と血を流しているその人は、紛れもない永遠のチャンピオン・・・・・"Italian Stalion"、ロッキー・バルボアなのである。
あの至極単純なメロディーが映画を観る人の副腎髄質を刺激し、アドレナリンを過剰分泌させ、一種の陶酔感に浸らせるのだ。
多分。

というわけで、映画そのものにギリギリ及第点の60点、『ロッキーのテーマ』が流れたというだけでオマケの10点ですな。

あと、年甲斐の無さでいえば『氷の微笑2』のシャロン・ストーンもスタローンに負けず劣らずですが、スタローンとシャロンって、『スペシャリスト』で競演してたんですね。
気が合うのだろうか。


シリーズ第一弾の『ロッキー』は不朽の名作です。

1 コメント:

匿名 さんのコメント...

トレーニングというよりリハビリに吹いたww